仲直り
気安く「大丈夫?」って言わないのは
彼なりの優しさだった。
大前提で、心配してる。何も言わないのは
出来ることが思い浮かばないからだと。
安っぽい言葉は発したくないのだと。
『伝わらなかった思いは、なかったものと同じ』だってことを
常に意識しているわたしにとっては
思い浮かばないものだった。
視野が広がる前の自分を
忘れてしまっている自分がいるんだろうな。
うつ病で脳内の海馬が壊れたときに時に全部なくなってしまったのが原因なのかな。
「寒いし暗いんだから、部屋から電話しなよ。」
決して優しい言い方ではなかったけど
愛を感じた。
昨晩は、声を聞くだけでいいと思っていたけど
なんだかんだ、たくさん話し込んだ。
言いたくても言わない方がいいと思って言わなかったことを
勇気を出して話した。
時々彼が攻撃的な口調になることに怯えながらも
きちんと伝えようっていう意思を貫いた。
結果的に
「俺にはつぶしかいないから安心しなよ」っていうお言葉をいただきました。
私にもあなたしかいないって言ってしまったのは、不覚だった…
自分を騙し続ければ済む話だったけど
勇気を出して本当によかった。
人はそれぞれ
自分なりの正義の上で生きているから
理解し合うのは難しいけど
気持ちをさらけ出した上で、認め合って生きていけたらいいな。
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